こちらの記事では、越境ECを利用してインバウンド需要を獲得する方法について解説しています。ホテル予約数を増やしたいと考えている場合などに、ぜひ参考にしてください。
海外からのホテル予約を獲得するにあたっては、SNSやオンラインの広告を活用する方法が考えられます。
特定の国・地域からの観光客が多いケースについては、SNSでその地域の言語による情報提供を行ったり、地域のイベントなどにリンクした投稿を行うと良いでしょう。そのほか、日本を訪れる海外からの観光客が多く利用している旅行サイトやアプリへ広告出稿するのも方法のひとつといえます。ただし、ターゲットとする外国人観光客の言語や文化、旅行習慣などについて理解をした上で上記のような施策に取り組むことが大切です。
外国人観光客に対してサービスの提供を行う場合には、その国・地域における文化や風習・言語などに配慮することが必要になってきます。そのため、ホテルの部屋に設置するアメニティや設備、食事メニューについては、それぞれの国の習慣などに合わせた調整を行うことが大切です。
少なくとも英語・中国語・韓国語での対応が可能なスタッフを配置する、多言語に対応した案内板やパンフレット、ホームページなどを用意するなどの取り組みを行うと良いでしょう。
外国人観光客は、現地に関することや観光地などについて知ることを楽しみのひとつにしています。ホテルにて情報をしっかり提供できれば、より観光を楽しめるようになるでしょう。例としては、多言語による情報提供や地元の人だからこそ知る観光地・飲食店に関する情報の提供、アクティビティの提案などが考えられます。
ストアのホーム画面に移動し、商品の登録を行います。ここでは商品の情報を入力していきますが、商品画像も登録できますので、予約対象となる部屋の画像を登録しておくと良いでしょう。さらに価格設定にて値段を入力できますが、割引価格での販売も設定できます。
そのほかに入力する項目としては、ベットのサイズを選択させたい時、喫煙または禁煙の部屋がある場合などは「バリエーション」という項目で設定を行えます。入力後は「保存する」ボタンを押して登録を完了させます。
アプリ管理画面にて「BookThatApp」をインストールします。このアプリを利用することにより、24時間365日予約が可能となり、顧客が予約やキャンセルなどをした場合にはリアルタイムでカレンダーに把握されるようになります。また、電子メールとSMSにリマインダーを送信できるなどさまざまな機能があります。このアプリをインストールした後には、ストアの設定変更を行います。
アプリのインストールが終わったら、次はストアの設定を行います。ここでは、ストアのコードを変更することによって、予約時に「宿泊期間」を選択できるボタンを表示できるようにします。
ストアの設定が完了したら、インストールした「BookThatApp」の設定を行います。アプリのホームから「Product」をクリックすることで商品の登録を行えます。一度に予約できる数やホテルのチェックイン時間・チェックアウト時間、最低宿泊数・最大宿泊数などさまざまな項目の設定を行えます。
設定したら正しい内容になっているか、正しく予約が行えるかなどを確認しましょう。
こちらのページでは、Shopifyの越境ECでホテル予約を獲得するためのポイントや、Shopifyでホテル予約のインバウンドサイトを構築する方法について紹介してきました。Shopifyを利用する際には、パートナーのサポートを受けることがおすすめです。特に新規事業においては、失敗を防ぐためにもパートナー選びを慎重に行うことも重要なポイントといえるでしょう。